システムエンジニアという仕事は体力的にもきつい、顧客との意思疎通やクレームもきつい、と言われている職業です。

徹夜作業、休日出勤、有給未消化なんて当たり前。

もし今SEを辞めたいと思っている方がいたなら、あるいはこれからSEになりたいと思っている方がいたならこちらの方のアドバイスや経験は参考になるかもしれません。

とくに体調面での不安を抱えている方に強烈に刺さる内容化と思います。

システムエンジニアやってたらこんなことよく起こる

次の日にならないと帰宅できない程の長時間に及ぶ残業の為、体力的に非常にキツく感じました。

又、お客様の変更のご指示に応対する為、数多の仕様書や納品するシステムそのものへ変更を重ねていくうちに、システムのバグが次々と増加していき、更に対応が必要になるといった状況に追い込まれる事もありました。更に、他のチームの方から引き継いだプロジェクトであった為、意思疎通が上手くいっていなかった部分はやはりバグやお客様からのクレームといった結果を呼んでしまいました。

チームリーダーが過労等の事情で勤務を拒否してしまい、状況はピンチなのに何もできないといった事もあります。又、外国企業の外注先から納品されたソースコードがバグだらけ、しかもこちらの仕様書が曖昧な状態で出したのも原因だった・・・といった時もありました。他にもまだまだあります。

メンタルの病気からの退職

業務中に体調を崩すことが徐々に多くなり、最終的にはメンタル系の病気を発症した為です。プロジェクトの最後の方ではチームリーダーの変更等、チームメンバーが新しくなり、特に技術面では非常に心強いレベルの方をお迎えすることが出来ました。

しかしそこで自分も緊張が解けて安心したのか、徐々に体調を崩してしまう事が多くなりました。そして最終的にはメンタル不全になってしまい、休職を経て一度は復職しました。

そこで簡単なレベルの作業(チェックリストの消化によるテスト作業など)を担当させていただき、数ヶ月程は穏やかな日々が続きました。しかし、メンタルの根治は難しかったようで、作業レベルを下げて頂いていたにも関わらず体調が再び悪化してしまい、ほぼ強制的に退職に至りました。

システムエンジニアを辞めて

事務職、オフィスワークであれば、業界で悩む事なく転職可能であると思います。自分が転職した先は事務職だったのですが、パソコンの知識があると助かる、と言われる事はよくありました。

又、元システムエンジニアにしてはパソコンの知識が乏しい場合でも、タイピングスキルや電話応対スキル等があれば、簡単な事務作業や、コールセンターでの勤務は問題なくできると思います。

普段システムエンジニアとして行なっていた雑事がそのまま仕事になります。幅広いオフィスワークに対応できると思います。

更にある程度経験を積んでいて、なおかつコミュニケーション能力に自信のある方ならば、PC操作のインストラクターとして活躍する事も可能でしょう。

システムエンジニアは職場にもよりますが幅広いPCへの知識、コミュニケーション能力、体力他様々な能力を必要とされる職種ですので、あまりにかけ離れた業種、もしくは高望みしなければ、意外と「潰しのきく」職業であると思います。

実際に転職してみて感じたこと

人間関係は良かったのですが、体力面、業務難易度等の点でシステムエンジニア以上に辛い職種はありませんでした。又、システムエンジニア経験を歓迎して下さる企業様が殆どであったので、過剰にパソコンの知識を期待される危険がある点を除けば辞めて正解だったと思います。

問題は、辞めるタイミングが遅かった事です。システムエンジニア経歴は様々な業種で評価されるので、業務で体調を壊す前に退職するべきであった、と後悔しています。実際、折角転職が決まってもメンタル不調が後を引いて退職せざるを得ない状況になった事がしばしばあったので、強制的な退職措置に入る前に、さっさと辞めるべきであったのではないかと非常に後悔しています。

システムエンジニア辞めたい方へ助言

システムエンジニアはオフィスワークで高給を望まなければ、比較的転職し易い部類に入るのではないかと思います。システムエンジニアからの転職で最も注意しなければならない点は、体調を崩してしまってからでは遅い、という事です。

なぜなら、特にシステムエンジニアを悩ませるメンタルの不調は、再発する事がしばしばあるものだからです。折角希望職種に転職できても、続ける事ができないようでは意味がありません。

又、IT技術の発展に伴い、システムエンジニアの業務は今後減少していくという意見もあります。本当にパソコンやIT機器が好きな方はともかく、普通の人が続けていくのは難しい職種だと思います。辞めたい時が辞めどき。システムエンジニアは、そんな職種なのかもしれません。