介護士はキツイ仕事、もう辞めたい!

介護士の仕事は、高齢者などの入浴や排せつ、食事などの世話を行って、できる限り自立した生活が送れるように手助けをする仕事ですが、こういった仕事は体力も使いますし、キツイ・きたない・危険の3Kと言われるほど大変な仕事です。

相手にするのは高齢者の方たちです。

なかには殴られたり蹴られたりすることもあります。

それでも笑顔でなければなりません。

食事の介助では、常に中腰でなければならないこともあります。

生死の境目にいるという緊張感もありますし、感染症をもらってくるリスクもあります。

事故を起こしたり、虐待だと訴えられたりする危険とも隣り合わせの仕事です。

仕事のわりに給料が安すぎて辞めたい

介護士は仕事がキツい割には給料が安い仕事です。

産業調査によると、介護士の月給は常勤で全国平均が22万円以下、ホームヘルパーは22万円を多少超える程度で、全産業平均を10万円以上下回る水準です。

これでは辞めたいと思っても仕方ないでしょう。

介護士の給料の元は公費です。

介護保険の財源は、都道府県や市町村の負担金、国庫の負担金などの公費が給料が安すぎて辞めたい50%を占めます。

それ以外は第1号・第2号の保険料です。

介護保険サービスの公定価格は法律によって定められているため、運営する施設が福祉用品を一括購入するなどして、コストダウンを図って従業員の給料を確保するなどの工夫をしています。

介護士から他の職種へ転職、何なら可能か

介護士を辞めたいと思っても、なかなか他の職種へ転職するということは思いつきにくいでしょう。

介護士はいわゆる「つぶしがきかない」職種のひとつで、他の職種で利用できるスキルではありません。介護士は、それ以外の職種に転職しようとしても、すべて未経験で飛び込むことになります。

たとえば事務職に転職しようとしても、多少のワードやエクセルが使える程度では、他の事務職を専門にしてきた人には勝てません。事務職の求人は倍率も高く、人気があるので転職するのは簡単ではありません。

ただ、介護士が他の事務職と差をつけられる点としてストレス耐性の高さがあります。

介護士は、他の職業には絶対にない部分があります。食事の介助や排せつの介助をしてきたという経験は、相当のストレス耐性があることを証明します。苦労人ということになります。

また、介護は高齢者の方に気を使う職業です。そのため、人間関係での苦労や工夫をしてきたという点は転職でアピールできるポイントになります。

介護士から異業種への転職では、類似の業界である高齢者向けの商品やサービスを提供する会社などからあたってみましょう。