調理師を目指したももの、途中で辞めたいと思う方は非常に多いし実際に辞めた方も見てきました。

・長時間拘束される、朝の仕入れ、仕込みから閉店後まで休めない
・連続した休暇をとることができない
・若手、見習いのうちは先輩や親方に叱られまくる
・自分の技術をみがく時間がとれない
・給料が安い

一部の将来お店を持つことを目標にしてる人でなければ、調理師として雇用されて生き続けるのはとてもじゃないけど、難しいと思っても仕方がありません。

この記事では調理師を目指したものの、この仕事を辞めたい、続けられないと思った方へなにか価値ある話が出来ればと思いました。また調理師を辞めて、次に何の仕事に転職できるか、などもお伝えしていきます。

私が調理師を辞めたいと思った理由

拘束時間があまりにも長すぎて、自分の時間はおろか、婚約者との時間さえもうまくとれませんでした。飲食業界がひしめくこのご時世に店を休むということは容易ではなく、一日丸々休めることが月に2回なんてのもざらでした。そのため婚約者に愛想つかされてしまい、ついには婚約破棄となってしまいました。

このことをきっかけに私は長時間拘束されることの意味がわからなくなってしまい、退職にふみきりました。

また給料の面でも不満な点がいくつかあり、決してたかい給料ではないにも関わらず、長い時間拘束されるため、コンビニのアルバイトの方が時給換算すると高いのが当然の世界でした。その事実を再確認したとたんに、あほらしいと思ってしまいました。

調理師を辞めてオススメの仕事とは

異業種へ未経験転職も

多くの接客業において転職が可能だと思います。飲食業はそのほとんどが接客に重点があり、おいしくて安全な料理を正確に作れるという技術はもちろんの事、サービスなどの面でいかにお客様を喜ばせられるか、ということが大事なので、実際私の知人の辞めていった人間も接客業や営業などの職についています。

エンジニア系に転職した友人もいましたし、本人の努力次第でどんな職にも転職できるかとは思います。

調理師しかないと思えば

調理といっても現在は様々は業種があり、居酒屋やBARなどの大衆ものから、寿司屋などの格式のある店、そして最近では病院内での介護食の作成なども主流になっています。

店舗で直接接客をする企業とは違い介護食系の企業は献立があらかじめ別に所蔵する栄養士の手によって作成されているために、面倒な作業が少ないです。

コンビニや食品会社に入ればメニューを企画・立案、研究する側にまわる事も可能で、さらに残業等が少な目であるという利点があります。また料理教室の講師という立場も(給料はさほどですが)できます。

このようなタイプでの調理師を目指すというかたも多いようです。

調理師を辞めてみてよかったことリスト

まず時間の大切さというものを身に染みて実感いたしました。それまでは15時間働き続け、家に帰り。家に帰ればシャワー浴びて即寝るだけ。家は寝に行くためだけの場所となっていました。テレビなんて見る時間ありません。睡眠時間が削れてしまいますから。

睡眠不足のまま調理にあたりますと、どうしても怪我の原因となってしまい、さらにコストパフォーマンスが低下してしまって給料が下がってしまいます。しかし現在はその心配もなく、睡眠時間とは別に自分の時間を作る事が可能になり、人間らしい生活をしております。友人と外食に出かける機会もできました。それまでは自分がもてなす側でしたからね。私は良かった点の方が多いかと思います。

調理師を辞めたいと思っている方へのアドバイス

それが今あなたが本当にやりたいことなのか。ほかにできることはないのか、今一度考えてみるべきではないでしょうか。

2020年に東京オリンピックが誘致された結果、今後数年は外食産業は発展するかとは思います。ですがどの時代でも飲食業というものは激しい競争の中に立たされており、その中で時間と給料を両立させている人間はごくわずかの成功者のみです。

むしろ、調理師として成功する人間はほぼいないと言っても過言ではないしょう。いずれ自分の店を持つ事が最終的な目標でなければ、そしてあなたがまだ若いなら、そして転職を考えているのならばぜひ思い切った行動をしてみてください。